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by gcinc | 2011-12-19 11:21

シャープ、スマホなどモバイル機器向けの光学式手ブレ補正搭載CMOSカメラモジュールを発売

シャープが12月1日、スマートフォンなどのモバイル機器向けに光学式手ブレ補正を搭載した1210万画素CMOSカメラモジュール「RJ63YC100」を発表。12月2日にサンプル出荷を開始する。
サンプル価格は1万2000円。月産個数は10万。

同モジュールのサイズ(フレキシブル基板を含む)は11(幅)×11(高さ)×5.47(厚さ)ミリ、光学サイズは1/3.2型。オートフォーカス付きの光学式手ブレ補正機能を搭載するのが特長で、フルハイビジョン(1080p)動画の撮影にも対応している。同モジュールは、NTTドコモの「AQUOS PHONE SH-01D」と、ソフトバンクモバイルの「AQUOS PHONE 102SH」に採用されている。

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カメラモジュールは、レンズ、AFユニット、リッドガラス、センサーカバー、イメージセンサー、基板、FPC(フレキシブル基板)で構成されている。
個々の部品は他社に発注しているケースが多く、シャープがこれらの部品を組み立ててモジュールとして完成させている。
携帯電話向けカメラの進化に伴い、これらのカメラ部材も高密度化されて大量生産が容易ではなくなってきた。
初期のVGAサイズ/固定焦点のカメラはレンズは2枚で済んだが、現在はオートフォーカス対応の5メガ~8メガが主流となり、カメラレンズは5枚構成の複雑な作りになっている。
発表に先立ちシャープは説明会を開催。
「5枚のレンズの光軸や角度を合わせないといけないので、開発が難しくなってきた」とのこと。また、画素が大きくなると小さなゴミでも目立つため、「ゴミが発生しない部材を作る」「ゴミが乗らない行程で製造する」「発生したゴミを取り除く」必要がある。「VGAサイズのカメラモジュールを作れるメーカーは多かったが、5メガや8メガのカメラモジュールを作るのは難しい」のが現状だ。

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このようにカメラの高画素化が進む中、シャープは携帯電話向けカメラモジュール業界をリードしてきた。
携帯電話向けに初めて搭載したカメラモジュールもシャープが手がけ、固定焦点、オートフォーカス、光学ズームなどの技術を他社に先駆けて取り入れてきた。
画素数はCIF(352×288ピクセル)やVGA(640×480ピクセル)から始まり、2メガピクセル、8メガピクセル、そして16メガピクセルへと増加していった。
2011年夏モデルでは、3D撮影が可能な2眼カメラを搭載したモデルを投入したことも記憶に新しい。
シャープが開発したカメラモジュールの累計出荷数は2011年8月で6億台を突破し、うち海外への出荷数が7割を占める。
調査では、携帯電話向けカメラモジュールの出荷数はシャープが約17%を占め、世界シェア1位を獲得した。

カメラモジュールの生産拠点は広島県福山市に構え、ここで生産技術を蓄積する。そして中国の無錫(むしゃく)市とベトナムのホーチミン市の工場で大量生産する。
現在は国内外合わせて、月産で1600万のモジュールを生産できる体制を構築している。

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携帯電話の小型化・薄型化と、カメラの高画素化・高画質化を果たす一方で、手ブレが起きやすくなってきた。
そこでシャープは画質を落とさずに手ブレを抑えられる「光学式手ブレ補正」のニーズが今後高まると考え、今回のモジュールに光学式手ブレ補正機能を盛り込んだ。
手ブレ補正機能自体は多くの携帯電話が搭載しているが、電子式を採用する機種がほとんど。
電子式手ブレ補正だと、補正時の撮像領域に本来の有効画素をフルに使えず(上下左右10%ほどがダミー撮像領域になる)、画質が劣化しやすい。
また、複数の画像を撮影して合成するため、補正の処理に時間がかかるというデメリットもある。

一方、光学式手ブレ補正は有効画素をフルに使えるほか、補正用の処理が不要なので、スピーディかつ高画質な状態でブレの少ない写真を撮れる。
具体的には、手ブレを起こしてモジュールが動いたときに、中のレンズを動かして光軸が中心に来るようにすることで、ブレを抑えられる。
なお、光学式手ブレ補正の中には、モジュール内部のレンズを制御する「レンズシフト方式」と、モジュールの外に枠を設けてモジュール全体を制御する「モジュールチルト方式」の2種類がある。
モジュールチルト方式は枠が増える分大きくなるため、シャープはレンズシフト方式を採用。
「光学式手ブレ補正機能付きの1/3.2型1210万画素CMOSカメラモジュール」としては業界最薄を実現した。
光学式手ブレ補正を備えない同じ1/3.2型の12Mモジュールよりも幅と高さは約2.5ミリ増したが、厚さは同じ5.47ミリに抑え、8Mモジュールの5.8ミリよりも薄い。

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今回のカメラモジュールは裏面照射型CMOSセンサーを採用しているのも特徴の1つ。
配線層の影響を受けずに光を取り込めるので、高感度な写真を撮れる。このCMOSセンサーは他社製。
シャープはこれまでCCDモジュールを携帯電話のカメラに積極的に取り入れてきたが、裏面照射型をはじめ「近年はCMOSの技術も発達してきた」ことからCMOSを採用した。

「素人でも最高の瞬間を最高の画質で撮れるカメラモジュール」と自信を見せる今回の新モジュール。
光学式手ブレ補正機能あり/なしを比較するデモも実際に見たが、光学式手ブレ補正をオンにした端末の方が、画面上のブレが確かに少なく感じた。
また、運転中の後部座席を撮影した光学式手ブレ補正あり/なしの2つの動画を見比べたところ、補正ありの動画の方が揺れが少なかった。今回のカメラモジュールは他社や海外にも販売していく見通しで、シャープの携帯電話向けカメラモジュールのさらなるシェア増加が期待される。



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by gcinc | 2011-12-02 11:15

スマホで“高速通信のサクサク感”を実感できるキャリアは――MM総研調べ

MM総研が全国の11エリアで行ったモバイル高速通信サービスの速度調査結果を発表した。

今回、MM総研は各キャリアのスマートフォンやタブレット端末を使って通信速度を計測。
比較は(1)ソフトバンクとauのiPhone 4Sの速度(2)LTEとWiMAXの速度(3)NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの3Gの速度 の3パターンで行っており、11拠点(東京5拠点、神奈川2拠点、大阪1拠点、名古屋1拠点、北海道1拠点)の計測結果を比べている。



【iPhone 4S対決はソフトバンクモバイル版に軍配】

つながりやすさをウリにするau版のiPhone 4S(下り最大3.1Mbps/上り最大1.8Mbps)と、通信速度の理論値で上回るソフトバンクモバイル版のiPhone 4S(下り最大14.4Mbps/上り最大5.7Mbps)の平均速度を比べると、ソフトバンクモバイル版の平均速度が昼夜を問わず、上りも下りもau版を上回った。

全国平均でau版iPhone 4Sの下りの速度がソフトバンクモバイル版の半分程度にとどまっており、エリア別でも神奈川と名古屋でau版の平均速度がソフトバンクモバイル版の3分の1程度となるなど苦戦している。
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【LTEとWiMAXの対決は】

スマートデバイスを使って計測したXi(下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps)とWiMAX(下り最大40Mbps/上り最大10Mbps)の速度比較では、Xiに軍配が上がった。

計測には、ドコモのタブレット端末「ARROWS Tab LTE F-01D」(Xi)とauのスマートフォン「EVO 3D ISW12HT」(WiMAX)を採用。昼夜の上り下りのすべてにおいてXiの平均速度がWiMAXを上回った。エリア別でも昼の上りの2拠点、夜間の下り/上りの2拠点でWiMAXが上回った以外はLTEのほうが高速だったという。なお、拠点によってはLTE、WiMAXともに下り10Mbpsレベルの速度がでるところもあり、そのポテンシャルが実証できたとしている。
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【4キャリアの3G速度対決、イーモバイルがトップに】

NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルのスマートフォンを使って計測した3Gの速度比較では、イー・モバイルの平均速度がトップとなった。昼の上り以外のすべてでトップとなるなど健闘している。

エリア別では、昼の下りはソフトバンクモバイルとイー・モバイルが5拠点、auが1拠点で最速となり、上りはauが5拠点、イー・モバイルが4拠点、ソフトバンクが2拠点で最速を記録。夜間の下りはイー・モバイルが8拠点、ソフトバンクモバイルが2拠点、auが1拠点で、上りはイー・モバイルが6拠点、auが3拠点、ソフトバンクモバイルが2拠点で最速となった。
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この調査は2011年11月18日から24日にかけて、東京5拠点、神奈川2拠点、大阪1拠点、名古屋1拠点、北海道1拠点の全11拠点で実施した計測結果をまとめたもの。
計測には「Broadband Networking Report Speed Test 画像読込み版」サイトを利用し、1カ所につき12時~17時の昼間と17時~22時の夜間の2回計測している。



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by gcinc | 2011-12-01 09:58